しなやかな手の動きのために


ベリーダンスを初めて習う時ステップなどの足の動きから、
または腰の動きから始めませんでしたか?

私は、手と腰の別々に動かすのが難しかったので
ステップと腰の動きを先に覚えました。

腰の動きに慣れてきたら、腕の動かし方と指の動きは気をつけるべきところですね。

手の動きは表現力を出すのにとても大切です。
手だけで男らしさ、女らしさ、激しさ、優雅さなどを表現できると思います。

ベリーダンス以外の話になりますが、
歌舞伎では、男性が女性の役を踊る時
指を重ねてなるべく小さく見えるようにするそうです。

また、フィギュアスケート選手のある作品を見ていた時、
手を思いきり開いていて男性的な印象だなあと思いました。

私がすごいなーと思ったのが、
バレエの白鳥の湖ってあの有名な作品ですね。

瀕死のスワンの手の動きが、本物の翼みたいです。
苦しくてバタついてる姿を痛々しく感じました。

ところで長い間、私の手の動きはひどかったです。
ドラえもんみたいになってるよ、と言われたこともあります。
指先までしっかりと伸ばせていませんでした。

今でもよっぽど気をつけて踊らないとダメなんです。

自分の踊っている姿をたまにビデオで確認しますが、
やはりすごーく気になるのが、
手の動き、あと姿勢 です。

手の動きが下手っぴだと、なんか素人くさいなと感じます。

やはり得意な人に習うのは大事ですね。

私の友達ダンサーに手の動きが上手な人がいます。
彼女は手で色気の表現が出せる人でした。

元々長い指の持ち主で、手自体がとてもきれいです。
以前、私は彼女の手の動きをまねる為に個人レッスンをお願いしました。

彼女は私の手を見て一言、
「爪伸ばして」

私は爪を伸ばすのが超苦手で…。
手も爪も小さいし、動き以前の問題ですね。

彼女はとても美意識が高い人でした。
手荒れしやすので、水仕事の時は必ずゴム手袋を使っているそうです。
そしてハンドクリームをかかさない。

「首と手は年齢がでやすいよ。
 それにダンサーの手が荒れてたりして、
 生活感出ていたらそれ見ただけで私はもう無理。」

なるほど。

私は長い爪がどうしても無理なので普段は短く、
ショーが近づいてきたら伸ばして、
プロの方にネイルをしてもらうようにしています。
ごめん、これが精いっぱい(泣)

あと、彼女に教わったことは手首の回転ですね。
レッスン時によく、葉っぱが落ちるようにひらひらする動きを習いますよね。
その動きに手首をつけるのだそうです。
回転の向きは内側→外側です。

スネークアームについて
この時は、手首の回転は入れませんね。
スネークアームの時は、肘が大切です。
肘から上げて肘から下ろす がコツですね。

スネークアーム以外でも、肘から先に動かすと美しく見える場合が
多いと思います。
手首は肘に自然と付いてくる感じ
がいいですね!

ジェスチャーのような動き
ランダカーメル(Randa Kamel)
というエジプトのダンサーがいます。
私はランダのダンスが好きです。

彼女のダンスを見た時、手で会話してるみたいと思いました。

ランダの手の動きはしなやかという印象はありません、私には。
どちらかというときびきびしています。
手に優雅さを求めていた私には、ランダの動きは新鮮に感じました。

あ、こういう感じの表現でもいいだな、と思いました。
柔かさを出すのが、難しい場合はランダの空手チョップを
参考にされるといいかも…。

メルセデス・ニエト(Mercedes Nieto)の手
ハンガリー出身のメルセデスは、
手の表現が力強いなーと感じるダンサーの一人です。

彼女のダンスを見ると私は手に目がいってしまうんです。
手を握ったり開いたりして、アクセントつけるのですごく主張を感じます。
メルセデスは「手で踊るダンサー」だなと思います。

腰と足の動きで精いっぱいで、
手まで意識できるようになるのは後かもしれませんね。

でも、手の動きがきれいだとダンスが上手にみえて得ですし、
それ単体で時間をかけて練習するのがおススメです。