エジプト人はベリーダンスの事どう思っているの?


エジプトを訪れた時、あるホテルのオーナーが旅行者への
ベリーダンスに関するお世話をしていました。

その人は私にベリーダンスの衣装のお店の場所も教えてくれました。

彼はべリーダンスに興味がある外国人にいろんな情報を教えたり、
エジプト人ダンサーのレッスンの手配をしているのです。

ある有名なダンサーのレッスンの予約も入れてくれました。
「やっぱりたっかいなー」
と思ってキャンセルしてしまいましたが。

個人レッスンを受けられるチャンスなのでスゴイことなのですが、
その頃は、有名なダンサーの名前を言われても全然ピンと来ていませんでした。

そのおじさんは、
「あなたがベリーダンスを習いに来たこと、エジプト人には話さない方がいい。」
というのです。

きっと良く思わない人もいるだろうからということでした。

エジプト人にとってベリーダンスとはそういうものなのですね。
やはり、イスラム教の国ですね。

そういえば、あるプロダンサーはベリーダンサーになってから
何年も家族と連絡を取っていないと言っていました。

確かにベリーダンサーはスター扱いなのだけれど、
それは自分とは関係のない人間がなる場合なのでしょう。

身内がダンサーになるというと話は別だということですね。

エジプトのテレビでの出演時、ダンサーはお腹を出しません。
ボディストッキングを着ています。

ベリーを破廉恥なダンスだと思う人もいるでしょう。

でもエジプト人は大体みんな、あのベリーらしい
動きが普通にできるみたいです。

安宿に泊まっていた時、居間のテレビの前で私がふざけて躍りだすと、
おばちゃんもでっかいおしり振り振り、
ノリノリで一緒に躍ってくれましたよ(笑)
ふつーにうまかったです。
 
エジプトの町を歩いていると、客寄せにタブラ(太鼓)
を叩きながら躍ってる男の人もいました。
子供も上手でした。

いろんな人がいて、いろんな考えがありますが、
私はビジネスの面からいってもベリーダンスは
エジプトを支えていると思いますよ。

私はベリーダンスをしてなかったら、エジプトなんかには
(失礼)絶対来なかった。

だって砂まみれだし、不便だし、小汚いし、お腹壊したし。
旅行するには散々な条件です。

ある時、カイロで
「エジプトでは仕事がなくて深刻な問題です。」
と、流暢な日本語で話してくれたお姉さんに会いました。

わたしは思わず、
「だって全然働いてないじゃない?エジプト人。」
と言ってしまいました。

いい年したおじさんたちが喫茶店で水たばこ吸って、
時間になったらお祈り、ってそりゃ深刻でしょう(笑)

昼間暑くて長時間外にいられないという理由もあり、
日本と比べてはいけないのですけどね。

労働より、お祈りの方が大事な人たちだから仕方ない。

散々だったけどまた行きたいです、エジプト。

なんていったってベリーダンスの国ですから。